【西加奈子】サラバを読んでいます。
2015年ですって。
サラバで西さんが直木賞を受賞されたのは。
アメトークの読書芸人さんたちが、又吉さんを筆頭にサラバを大絶賛していたのは私にとって記憶に新しいことなのだが、もうかれこれ5年前らしい。
時が立つ早さに軽く目眩を感じつつ、サラバの存在を知りながら「今話題の作品だから」という理由で絶対読まないという私の捻くれ具合が露呈して、若気の至りとかそんな可愛いもんでは取り返しのつかない自分のアホさ加減に絶望した日曜昼下がり。
弟に、サラバを借りました。
「冷やし中華始めました」的なノリで弟がサラバを持っていることを突如思い出し、借りて今絶賛読んでみているのだが、サラバば夏に読んで良い作品なのかということが気になるくらいのページ数しかまだ読めていない。
実家住み医療職として働いているただの親の脛齧りなんでエアコン代を気にしなくても問題なく生きていける境遇なのだが、まだエアコンは点けないよう点けないよう必死に自分を抑えいきている。
理由はというと、まだ6月段階でエアコンに頼ると8月が辛くなるからだ。
と、まぁなかなかホットな部屋でサラバを読み進めているのだが、主人公の姉が吉本ばななさん著のTSUGUMI の主人公・つぐみに似ているなってたぶん絶対間違っていると思うけど、そんな印象を今持っている。
ぶっ飛び具合というか、周りの人間をぶんぶん振り回す感じとかがデジャブ感あるわーってなった。
でもつぐみは薄幸の美女で、そこはサラバ主人公の姉とは違うのかなーって思ったり。
つぐみのことはキャラクターとしてほんと大好き。だって口が超絶悪い薄幸の美少女でっせ?そんな子誰でも好きになってしまうっしょ。サラバの主人公姉にもそんなポテンシャルを感じているのだが、そもそもサラバ姉は作中における重要人物なのかどうかも判別がつかないくらいしかまだサラバに向き合っていません。
兎にも角にも、サラバ姉も私好みの頭の良い口の悪い美人な子なら楽しさ倍増する予感。
以上、サラバ読んでいて美人が好きってだけの話です。