本
すっかり秋が深まった気がする。 こんな寒く且つ雨の降る休日は毛布にくるまり読書でしょ。そのセオリーは過去から現在に至るまで沢山の人が提唱していると思うけど、私ももれなく賛同し便乗したってわけです。 そんなザ・便乗人間な私が読んだ本がこちら。…
いやはやブログをサボりすぎた。 どんな感じで書いていたのかもう忘れ腐った。はい、私です。 皆さま連休中はいかが過ごされたでしょうか。私は温泉旅行に行って来ましたよ。コロナ渦ですがそんなの関係ねぇばりにイカついその名もGO TOなんとやらというかな…
『罪の声』 塩田武士 かの有名なグリコ森永事件を題材とした長編物。私はこの事件時生まれておらず、当然リアルタイムで知っている筈もない事件だ。ええ、これはただの若さ自慢である。 『グリコ森永事件』という言葉の認知も危ういレベルの私が、無知にもほ…
『ある閉ざされた雪の山荘で』 東野圭吾 そもそもこの本の存在を知ったのは、作家の朝井リョウさんの出演しているラジオ聞いていたとき。朝井さんが東野圭吾氏作品の中で好きな1冊として紹介していた。要するに、朝井さんのことが作品と人柄を含め大好きなの…
今読んでいる本がこちら。 なんだか近くて、知っている地名やら行ったことのある神社仏閣の名前とかがでてきて「おっ」と思ったのも束の間。なんだか入り込めない。 通勤電車の行き帰り30分程読み進めているのだが、まだ半分ちょっとすぎぐらい。入り込めな…
すごい胸糞悪かった。 主に女子の関係性について書かれているんだけど、主人公がびっくりする程空気が読めなくて、ずーっと他人に嫌な思いをさせてしまっているという、目も当てられない程の悲劇が延々とつづく。読んでいてとても疲れた。 人間関係、特に男…
仕事が忙しいのと比例して読書も捗る。 なぜかわからないけど、そういう傾向にある。どうも私です。 またまた綾辻行人氏の人がばったんばったん殺されていってしまう本を読んでしまった。こう書くとサイコな本という印象を与えてしまいそうだが、そうではな…
かれこれ何日ぶりになるかわからない読書感想文だ。 しかし面白かった。読みやすいし、とっつきやすいし引き込まれやすい。ミステリー初心者も安心安全の作りになっている点もヒットの要因なんだろうなと思う。とにかく、あらすじはいつもながらあっさりと省…
たまには自己啓発本系を。 父も読書家で年間100冊程読む。父の本の傾向はこういう自己啓発本やビジネス系、実用書ばかり。私とは全く本のチョイスが異なるので面白い。自分が絶対に買わないだろうと思う本ばかりなので未知との遭遇が期待できる。 Think clea…
同時進行に色々と本を読んでいるので、なかなか本を読み終えれない問題に遭遇中。 森見さんのご本人が表紙(左下)の本は再読中というか、読んでいる本の途中でパラパラ読んだりしているのでノーカン。その上のカリ・モーラという小説と右下のピンク本(川上未…
この本読んでます。 川上未映子先生。 皆さんお顔をご存知だろうか。めちゃくちゃ美人な作家さんだ。 そして川上未映子先生は付き合っていた恋人が浮気をした時、相手の女性のところに乗り込んでいけるタイプの方。言葉を駆使する方がどんな罵詈雑言を並べる…
当たり前だが何度も読む本は内容を覚えるし、「面白い」って自分の琴線に触れる本なんかも一度読むと覚えてしまう。 この本はどちらかというと内容を覚えられなかった本ではあるけど、グッとくるというかあまりに自然で自分によく馴染んだなと思う。 ここに…
やっと、やっと。 『Nのために』を読了した。 色んなところに集中力を持ってかれてしまってこんなに時間が掛かってしまったが、速い人は小一時間で読めてしまうくらいの、忙しい現代人仕様になっている。 超読みやすいでっせ。 びっくりした。もっと心に重く…
この本を読むことを読書と言っていいのか、しくしくと悩むとこれではあるのだがまぁここでは読書と言い張ることといたします。すみませんが現在異論は認めていません、悪しからず。 かなりクールな本だ。 書き出し小説をネットで募集し、優秀な作品を集めた…
たっぷりと雨が降っており、出かけようかと思っていた私の足をスマートに止めた。 そんな日はやはり読書でしょ、というザ・ありがちな理由を引っさげていつもと特に変わらない土曜日を過ごしましたとさ。 というわけで今日は「火花」です。 西さんの「サラバ…
"人生は出会いと、そして選択で決まる。" たぶんどっかの偉人がこういうことを言っていたと思う。尚誰かは不明。 平均よりちょっと多目に本は読んできた方だと個人的に自負しているが、いつもいつも自分とかっちり波長や感覚が合う本と巡り逢うわけではない…
サラバ!読んでます報告してからいく年月って程経ってないけど、読みました。なんてったって昨日読了したので、もぎたてフレッシュな感想をお届けできるかと思う。 文体として、主人公の回想録的な形で物語は進んでいく。基本的に主人公目線しかなく、主人公…
あの石原さとみ様と付き合えるのだから彼はやっぱり王子なんだと思う。 実際にお会いしたことなければ、スッキリに出てるお姿やYouTube、はたまたご自身の著作からの情報しか知り得ないのですがそこかしかに王子味が溢れてますよね、前田さんて。 顔よし、頭…
2015年ですって。 サラバで西さんが直木賞を受賞されたのは。 アメトークの読書芸人さんたちが、又吉さんを筆頭にサラバを大絶賛していたのは私にとって記憶に新しいことなのだが、もうかれこれ5年前らしい。 時が立つ早さに軽く目眩を感じつつ、サラバの存…
自称読書家なのに久々に本を1冊読了したという事実は見ないふりとする。 すべて真夜中の恋人たち 著・川上未映子 タイトル通り、恋愛物でした。 34歳の冬子さんと58歳の三束さんの恋、というには少し苦しい物語でしたね。 冬子さんは校閲の仕事をしていて、…
川上未映子さんて芥川受賞作家大先生なのだが、彼女の文章ってとっても凄い。 何が凄いって「川上さんの文章って真似できそうだな」って思わせられるとこだ。 特に川上さんが作家になる前にブログで綴っていた文章とか。それが一冊の本になったのがデビュー…
どうもどうも。 部屋を掃除しました、お掃除系ブロガーのminです。 柚木麻子さんのBUTTERを再読した。 この本は女の友情とバターの話だ。 実際にあった事件である、"首都圏連続不審事件"(木嶋佳苗)を取り扱った作品であるからかは不明だがバターのようにこっ…
どうもどうも、 ガチャガチャしたのに中身が入っていなかった絶望系ブロガーのminです。 いよいよ連休。 積みに積んだ積読本たちをなんとかせねば、、、そんな焦燥感にかられている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 取り敢えずまぁ見て頂きたい…
勘違いしないで欲しい、私は堕落論を読んでいないんだ。 一行目に「醜=しこ」という振り仮名がついていてもう挫折御免、早々白旗を上げた。 しかし勇気を出して中をぱらっと見るに戦争について触れられている様子。 戦争を全く知らない私からすると数ページ…
どうもどうも。 今日も13時から16時まで寝て絶望起床した系ブロガー・min です。 今回は私が本を読み漁る理由について考えてみた。 そもそも私は読書が好きだ。 小学1年生のときに「エルマーのぼうけん」シリーズを読んだのが長編物語を読むきっかけになっ…
どうもどうも、書評系ブロガーminです。 今回はですね、2年ぐらい前に本屋大賞を受賞した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」についてレビューしていきます。 この作品を読んだあとの感想は「恩田さん、やっぱ天才やな」の一言。 正直にいうと、この蜜蜂と遠雷がめち…
どうもどうも、読書好き・社会派ブロガーのminです。 コロナにつき週末は張り切って自宅待機に勤しみましょう。 そんな自宅待機に励む皆さま向けてオススメの書籍がございますのでご紹介させていただきます。 「ケーキの切れない非行少年たち」 著者:宮口幸…
アメリカの青春小説、『アラスカを追いかけて』(著者:ジョン・グリーン)を読みました。 今回で3回目。なかなかに読み込んでいます! 同著者の日本でよく知られている作品と言えば『きっと、星のせいじゃない』(The fault in our stars)ではないでしょ…
やっとこさ。『教団X』を読了しました。 『アメトーーク』の読書芸人ver. でも紹介されていたので、何年か前にものすごく話題になりましたよね。 私はこの本を文庫落ちしてから買ったので、割と最近入手したと言って良いでしょう。 と言っても1年前くらいか…
柚木さんの作品を読まれたことのある方はいらっしゃるでしょうか。 女性は一読の価値ありだと思います。 ただ女性(主人公女性)の話ばかりなので男性の方はいまいち共感ができないかもしれません。 しかし、女性を取り巻く環境、女性のタイプや思考について…