連休明けフラフラ症候群
突然ですが私はとある病にかかっています。それは連休明けに必ず訪れる謎の倦怠感と不安感、ソワソワし家中をうろちょろうろちょろ、挙げ句の果てには連休最終日の夜は早く布団に入ったにも関わらず、寝付くのは草木も寝静まるは丑三つ時という睡眠障害も併発するのだ。
それだけにとどまらない。
連休明けの朝はいつも以上に気合とやる気と根気がないとベッドから起き上がることもできない。なぜかね、ベッドがへばりついてくるのです。私をベッドから離さないように、宇宙のなんらかの力が働いているとしか思いようのない、不思議で厳かな体験を朝からするわけです。そんなある種感動的な場面に遭遇していたとしても時間は無慈悲なもので、もうご飯を食べて身支度を終了していないといけないタイミングに誘うのです。
歯を磨けば歯磨き粉にむせ、弁当を作ろうと冷蔵庫を開けば卵がない。ソーセージもない。だから今日の弁当のおかずは唐揚げオンリーロンリーだった。また最寄駅から職場までの道のりでは全ての信号に引っかかり、職場の入り口では脚がもつれてコケかけるという始末。
職場に着く頃には軽く息切れ。心の中では自分に対して半ギレ。「なんでいつもできることが今日は一つとしてまともに出来へんねや」
あ、そうか、と思い出す。
男女共通のアレの日なんだ。今日は連休明けだ。
それからはもうご想像通り。
私は全てを諦めたわけです。
『今日はアレの日だからうまくいかないのなんて当たり前〜』『頭が回らないだなんて当然当然』『ああ、仕事が全然終わらない。でも今日はアレの日だから残業なんてしないよ〜ん』
全て、もう本当に全てをアレの日だからという大義名分で乗り越えたのだ。
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と、いうのは全くのフィクションですが気分は絶賛こんな感じ。
皆々様、連休明けのご出勤本当にお疲れ様でした。連休もお仕事だった方もお疲れ様でした。