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メラメラ女子のブログ

500ページの夢の束を見た。

 

前略みなさん。

現在Amazonプライムで見れるので、お手隙の際に是非見て下さい。

 

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(出典:ピンタレスト)

自閉症を持つ主人公が自分の夢のため、そして家族のために自分が苦手で怖いと思っている事柄に果敢にチャレンジしていくというハートウォーミンググロウアップ系のストーリー。

この映画に描かれている自閉症というのがスタンダードである、とは天と地がひっくり返っても言わないのだけど、自分がいかに自閉症というものを理解していなかということも突きつけられる。映画見たからって理解できたとも思わないのだけど。

また、人間置かれた場所や自分の性格から、怖いと思うことそれぞれ異なる。

この作品の主人公にも苦手で怖いものが沢山ある。例えば、ざわざわした大きな音とか横断歩道とか。あと人の目を見て話すことも。苦手なことは無意識に避けようとプログラミングされている我ら人類は、なかなかそういったものに挑むことをせず、ただやり過ごしがち。でも基本的にはそれで良いのだと思う。だって言わば戦略的撤退なわけだから。

でも時に自分の欲しいものを手に入れるため、大きな代償を払わなければならないことがある。代償はいつもお金とは限らず、大量の勇気を消費しなければならないことも多々ある。

そういう時にどう行動するのが一つの案であるかがこの作品で描かれている。

どういう特性を持つにしろ、自分の環境がどうであれ人は前に進めるし、一寸先は闇っぽくても一歩先は闇じゃないなんてことは往々にしてあるわけだがら、それを純粋に信じて疑わず生きたいな、なんてピュアすぎて目も当てられないことを思ってしまった。

 

追伸:主演のダコタ・ファニングの可愛さと天使さにやられて下さい。