【仲村トオルver.】理想の上司を考えてみた。
私の上司は紛れもなくおばちゃんだ。
歳相応に肥えたおばちゃんで眼鏡に短髪、エアコンを6月時点で23°設定にしている化物、その名もおばちゃんだ。
あぁ、もうこんなトリッキーな現実に耐えられない。毎朝出勤して1番最初に目を合わせ、微笑みながら挨拶する人がそんなおばちゃんだなんてなんと悲劇なことか。
あまりにもあんまりなモーニングのひと時なので、妄想という名の実質実力で上司を仲村トオルに変更してみた。
以下私と上司の仲村トオルとのやり取り。
・朝のひと時編
私「あ、仲村さん、おはようございます。早いですね。」
仲村氏「おー。院長から呼び出されたちゃったからねー。」
私「朝から大変ですね。あ、そうだ。コーヒー淹れましょうか?」
仲村氏「あー、頼む。」
私「ミルクなしの砂糖は一杯でしたよね。」
仲村氏「お!覚えたな。感心感心。」
私「/////。 毎日淹れてたら流石に覚えますよ。」
・昼食時、食堂にての一コマ
仲村氏「お前弁当それだけか?!」
私「そーなんです。今日朝寝坊しちゃって、おにぎり一個作るのがやっとでした。」
仲村氏「はー、ばかだねー。」
私「はぁひもじい、グスン。今日は昼からプレゼンもあるのに」
仲村氏「はぁ、しかたねーな。今日だけだぞ、俺の唐揚げ半分やる。」
私「!!ほんとですか!わーいやった!」
仲村氏「今日だけだからな。あと昼からのプレゼンちゃんとするんだぞ」
私「はーい!では遠慮なく、いただきまーす。」
仲村氏「ふっ。食ってる時は本当に幸せそうだな、お前。」←優しい笑顔を添えて。
私「!!!(トクン)」
・私が仕事でミスをしてしまい落ち込んでいる時の仲村トオル流私への慰め励まし方
私「(はぁー。今日のプレゼンミスったわー。もう死にたー。)」
仲村氏「今日は見事にミスったな、お前」
私「(人が落ち込んでるのに!)そうですね、ミスりましたねー」
仲村氏「落ち込んでるなる?まぁ見事なミスりっぷりだったが視点は悪くなかった。お前の言いたいことも伝わる奴にはちゃんと伝わってる。」
私「…」
仲村氏「詰めが甘いんだよ。お堅い奴らには数字やデータを効果的に使って黙らすんだ。いいな?」
私「…はい…」
仲村氏「ブスくれてないで、資料貸せ。次は絶対通すぞ。」
私「!っはい!」
*
こんな割と優しめじゃなくても、仲村トオルにならバチスタの白鳥さんな感じで嫌味を言われても私にはきっとプラスにしかならない。どんな罵詈雑言をズラリと並べられても、仲村トオルが言うんなら、おかわりワンモアプリーズになるんだからやはり男前って偉大。視覚からの情報って莫大。
そんななんともぴよぴよな頭で今日という日を乗り切った私に、そろそろ誰かがスタンディングオベーション的賛辞を述べてくれても良いんじゃないかと思う。