柚木麻子さん作品は全ての女子に読んでほしい!そして勝手に分類してみた。
柚木さんの作品を読まれたことのある方はいらっしゃるでしょうか。
女性は一読の価値ありだと思います。
ただ女性(主人公女性)の話ばかりなので男性の方はいまいち共感ができないかもしれません。
しかし、女性を取り巻く環境、女性のタイプや思考について学べることは多いと思うので、女性理解のために読んでいただくのもありかと思います。
私がこれまでの読んだ柚木麻子さんの作品は
・嘆きの美女
・ねじまき片思い
・私にふさわしいホテル
・ナイルパーチの女
・BUTTER
です。
その他(未読)
・ランチのアッコちゃん
・伊藤くんA to Z
なんかも有名だと思います。
BUTTERはまだ文庫落ちしていないので、利便性を考えてもうすこしまった方が良いかもしれませんね。
ハードだと結構重いしでかいです。
このブログ記事では、筆者が読んだ柚木作品の女子(主人公)の系統についてまとめていきたいと思います。
勝手に分析してみた
・嘆きの美女
気が強く、言いたいことをはっきりいうタイプの女子でクラスメイトからは嫌われる。
本や漫画を読み漁りオタク気質もあるのですごく言葉が強い。
食・美味しいものに対して貪欲でたくさん知っている。
主人公について一言
→最高。友達にはなりたくないけど、そんな性格になって周りを振り回したい。
・ねじまき片思い
箱入り娘感満載系女子。みんなから大事にされるタイプ。好きな男性に対し積極的になれないお嬢様。
自分の好きなものがはっきりしていて、それにのめり込むと周りが見えなくなるこれまた重度のオタク女子だが、社会人としてものすごく成功している。
よくも悪くも発想が奇想天外。
主人公について一言
→友達にしたい。美味しいご飯作ってくれそう。あと幸せになってほしい。
・私にふさわしいホテル
ぽっちゃり夢追い女子。自分の夢が明確なのだが、それを達成するための方法が如何せん正攻法ではない。型破りで抜群のハッタリ力(そういえばホリエモンもハッタリ力みたいな本出してたな。。)でピンチをチャンスに変える。
先輩というか、周りの人に恵まれている。
怒りをエンジンにして走れるタイプ
一言
→一番苦手なタイプかも。。主人公の性格というかやり方を知ってしまっているというのもあるけど。ただ見習うべきところは一番多いかもしれない。
・ナイルパーチの女
友達作りがものすごく下手で距離感間違いすぎている女子。
エリートのバリキャリで効率とか重視傾向にあり。
結果ぶっ飛んでいるよね系女子。
一言
→友達になりたくないです。でも必死さは伝わるのでぜひ幸せにはなってほしいなと思う。
・BUTTER
これは一体誰が主人公かわからなのだが。。
多分主人公だと思う人(里佳さん)について書く。
この人もバリキャリ気味。仕事仕事で恋愛との両立が苦手な不器用。
高身長な美人系。女子女子していない人。
一言
→見習いたいところが沢山!(仕事において)しかし!作中の他の女性の性格が強すぎて埋もれてるYO!もっと出してこ!!
まとめ
柚木さん作品に登場する女子は基本型破り。
ひねくれていたり、太っていたり美女だったり。可愛かったり奥手だったり。
普通がいない。そもそも普通の女子ってなんだ論争があるが。
私が読んだ中で一番好きなキャラは「嘆きの美女」の主人公、耶居子。この作品は森三中の黒島さん主演でドラマ化もしている模様。(あとがきも黒島さんが書いているのだがこれまた面白い。)
柚木さん作品全般に共通して言えることだが、描かれている食べ物が全て美味しそう。嘆きの美女では耶居子が食べること大好きな小デブちゃんなので、ジャンクフーフードから沢山のお菓子も紹介されている。
私がこの作品で出会い、実際に食べて本当に美味しかったものをご紹介する。
美味しかったもの
・シマダのラムネ菓子
これは500mlのペットボトル大の瓶に入っていて、丸い形で一粒の大きさは笛ラムネくらい。
食べても食べてもまた食べたくなる中毒性がある。あと食べすぎても口の中が痛くならないのが良い。
ただどこでも売っているわけではなく、店探しには苦労する。作中でも耶居子はお取り寄せしているとのこと。同感。お取り寄せが確実。
小さいのだったら大概スーパーで売っていると思われる。
・Trolli(トローリ)のスパゲティサワーコーラと (グミ)
これは輸入がしでハリボーっぽいいかにも体に悪そうなグミ。これは見た目も相当ファンキーで、黒いミミズを彷彿とさせる。ひもQの半分くらいの太さ。
粉砂糖みたいなのがまぶされているので食べると手が汚れてしまうのが難点。
しかし輸入がしとあって味の濃さは抜群!超コーラの味します。
・キリ ハーブ&ガーリック
チーズは大好きなのだが、キリ自体食べるのが初めてだった。
これはシンプルにめちゃくちゃ美味しい。キリを食べたことがある人は想像がつくと思うが、柔らかく濃厚な舌触りで、味がしっかりとついている。
チーズの味がちょっと苦手。。という人にもオススメできると思う。
しかしこれもスーパーに必ずあるわけではない。
余談だが、、オニオン味は微妙だった。
本当のまとめ
まとめを先に書いているのにまたまとめかよ!というご意見は無用です。心配には及びません、筆者もわかっておるのです。
多分柚木さんの本を読むと確実に太ります。
本に書いてあることを試したくなるので。また紹介されているものたちが庶民にも手の出しやすいものばかりなので逆に困りますよね。
そういう意味でBUTTERなんか特にやばいです。
柚木さんは美食家なのでしょう。良いもの(=高いもの)ももちろん食べていらっしゃるでしょうが、それだけでなくジャンクフードも嗜んでいることがわかるので親近感を一気に感じます。そこが魅力的。
あぁ書いていたらお腹がすいてきた。