新卒で入った会社を9ヶ月で辞めた話
実は私は新卒で入った会社を9ヶ月で辞めました。
今回はそんな私がやっていた仕事内容、辞めるに至った経緯をご紹介します。
就職活動されている方や、転職を希望されている方に有益な情報となれば嬉しいです!
まずは基本的な情報から!!
職種
・医療器具メーカー
・総合職・営業
主な仕事内容
・営業活動(飛び込み)
・ユーザーさんへのサポート業務
私の会社員時代の生活
・片道2時間かけて会社へ
・新入社員と言うこともあり定時上がれていた
・家に着くのは最速20時頃
・朝は6:30出発(起床5:30)
・月1以上の土曜出勤
このような生活、仕事内容でした。
私が務めていたこの会社は研修期間が2.5ヶ月ほどあり比較的長かったと思います。
その後全国に20箇所ほどある営業所に配属されていくと言う流れです。
仕事内容についてはまた別の記事で詳しく触れていきたいと思います。
辞めるに至った経緯
・面接時に聞かされていた説明と異なることが多々あり
・社用車の保険がおかしい
・給料制度の不可解な点
・面接時に聞かされていた説明と異なることが多々あり
面接時には希望地に配属される、と聞いていたのですが私は自分の希望は通らず。
この会社は住宅手当てが一切ありませんでした。(会社都合の転勤などでは発生したようですが)
ですので私はなんとか自宅から通いたい!と切望していました。
私はその旨を会社側の人に言い、なんとか片道2時間かけて実家から通うことのできる営業所に配属されました。
がしかし!新たな問題が。。
交通費も一律の金額が決まっており、それが別途支給ではなく給料にもともと組み込まれた額面でした。
当時私が支払っていた交通費は支給額のおよそ2倍。赤字を出しながら通勤していたわけです。
また、交通費がかかっていない人も給料額が同じなので実質交通費支給なし、自腹通勤と言えてしまいますwww
事前に住宅手当がないと言うことは聞いていましたが、こんな交通費制度だと言うことは聞かされていませんでした。
ただ「交通費は支給される」としか把握できていなかったです。
まさか!と言う坂が人生にはあるので、不安なところ特にお金のことははっきりさせておくことが大切だと思います。
聞き辛いですが一番大切なポイントなので私のようにならないよう、勇気を出して聞いてみてください!
・社用車の保険がおかしい
営業時やユーザーさんのところに行くために社用車を使う必要がありました。
私は運転免許は持っていたもののペーパードライバーで、当時私を指導してくれていた上司に教習をお願いしたほどですww
そして案の定社用車をぶつけてしまったわけなのですが。
いわゆる自損事故でした。
バンパーに傷が入ってしまったのですが、まぁ会社負担で直してくれるだろうと私は考えていました。
しかし。。
「修理費はあなたの売り上げから引いておくね」
と経理の方から私の社用携帯に電話がありました。
驚愕にして強烈な一言。
ありえませんよね。普通!!私のこの感覚間違ってないですよね!?笑
どうやらこの会社では自腹修繕が普通のことのようで。
同期で私と同じようにぶつけたり、ミラーをぶっ壊してしまった子たちも自腹切って直していました。
腑に落ちなかった私は総務の人に電話をすることに。
先輩から聞いた話では、人によって会社が修理費を負担してくれたそうです。(つまり自分の売り上げからは引かれない!)
その差はなんなのか、会社負担になるorならないの基準がどうなっているのかを問いただしました。
〜以下回答〜
私「車の修理費って会社が負担してくれる場合とそうでない場合があるみたいなんですが、それって何か基準があるんですが?誰が決めているんですか?」
総務「うーん、それが正直はっきりしないんだよねー。経理部長のAさんが決めてるから。。」
私「え!じゃあ明確な基準というのはないのですか?」
総務「うん、僕も把握していないし誰も把握していないと思う。」
〜fin~
開いた口が塞がらないとはまさにこのことでしょう。
また自己負担になっている理由としては、車の事故が多すぎて保険料が高額になっていると。
だから保険を使って修理をすることはできないとのたまっていました。
ヤバくないですか?
これを知っていたら私は絶対にこの会社には入社しなかったでしょう。
何かあった時に社員を守ってくれないようであるならば、その会社には入らない方がいいと思います。
あくまで個人的意見ですが。
営業車に乗る可能性のあるところに就職する場合は確認必須間違いなしでしょう!
・給料制度の不可解な点
給料制度も少し引っかかる点がありました。
先に触れたように、交通費が組み込まれていると言う点も納得できなかったのですが、それ以上に納得できなかったのが
基本給の額が途中で変わったことです。
総支給額は変わらなのですが業務手当・役職手当みたいな欄があり、そこの額が大きくなっていました。
基本給が変わる、と言うのは実はとても危険です。
なぜなら退職金の値段が変わるからです。基本給を元に退職金は換算されるので、基本給が少なくなると比例して退職金も少なくなるのです。
これは私だけでなく、上司含めみんなが困惑していました。
営業所の所長も、
「俺も基本給20万なかったわ。。」
と呟いていました。
いきなりなんの説明もなく突然変わりました。
変わった月の初めに経理部長から社員全員にメールが届きました。
〜以下メール内容〜
「給料明細の表示方法が変わりました。
しかし、総支給額は変わりませんので、お気になさらず。」
ヤバくないですか?笑
なぜ変わったのか、と言う理由についてはきちんと説明すべきだと思います。
正直退職金がたんまりもらえるほど私はこの会社で長く勤めるつもりはなかったのであまり関係なのですが。
長く働いて貢献している人にとっては裏切られた気持ちになるのではないでしょうか。
誠実な態度とは言えないと思います。
まとめ
以上!私が辞めるに至った経緯でした。
正直これは入ってみないとわからないこともありますが、事前にわかることもたくさんあります。
特にお金のことは入る前に聞いとくが吉だと断言できます。
会社で働くにおいて自分の価値観を明確にすることは大切だと思います。
年間休日、給料、配属先、業務内容、福利厚生、家からの距離etc。。
たくさん判断材料があります。
その中で自分が絶対に譲れないものを明確にして、それにマッチした会社を選んでると何かあったとしても我慢できる、または対処できると思います。
より良い社会人ライフを送るために。妥協したくないところでは妥協せず!
自分の感覚や価値観をもっと鋭く磨いていって楽しく生きていきます!!