【テラスハウス】木村花さんの件。
触れるか触れまいか悩んだ末に触れることに。テラスハウス愛好家として非常に残念でならない。
誹謗中傷なしに令和を語ることはできないってほど誹謗中傷というのはネットが浸透した現代では日常茶飯事となっている。
私は影響力もなければ発言力もなく、悲しいことにバズらせ力も皆無だからこんな、自分の思想垂れ流し恥ずかしブログを書いていても誹謗中傷の嵐にさらされるということはないのだが一度"知名度"を持ってしまうと状況はガラリと変わるということを嫌でも痛感した。
コロナ自警団といい今回の悲しい事件といい、みんな自分の言いたいことやりたいことを咄嗟にやりすぎなのだろう。
熟考することなく反射的に行動し、自分の行動や言動により他者がどう思うのかを想像する力が低下しているその原因は誰かの失敗を叩くこの日本の文化だと感じてならない。
みんな人から叩かれないために色んな所で気を遣いストレスを溜め、自分の心を守るためにある種の防衛戦を構築する。
そんな風に自分で必死だから誰かの痛みにもの凄い速さで鈍感になる。
「自分の言われて嫌なことは他人にも言わない」
幼い子でも知ってるこの基本的な真理を私たち大人はどこへ置き忘れてきたのだろう。
令和時代はこんな誹謗中傷が横行する逆風の中でも他者に、そして自分に優しくあるという強さを持ちたい。
そう思わせられる悲しい別れでした。
花ちゃんは私にとってやはり"画面の中の人"でそこに確かな体温を感じていた訳じゃないのだが、不器用ながらにも自分らしく生きていてとても魅力的な方だった。その姿勢をリスペクトするし、絶対忘れない。
ご冥福をお祈りします。