【父の日】ブックカバーのすすめ。
私は自分の本棚を人に見せられないタイプ。自意識が過剰と言えばそれまでなのだが、頭の中を見られているようですごく恥ずかしい。
だけどどんな人がどんな本を読んでいるのかは気になる。超気になる。
それを知るのにSNSなんかは役立つが、それよりも電車にてどんな人がどんな本を読んでいるのかを私はしげしげと観察している。
昨日の車内ではスーツ姿の45〜55歳くらい男性を観察していた。
『ふーん、あのおじさま風は"ない仕事"を作りたいのか』
ビジネス書って面白い。性格にはビジネス書を読んでいる人、だが。
その人が今どんなことに関心があり、またどんな課題を抱えているのかが丸見えだ。勿論読んでいる本でその人の課題が何かを断定するなんて無理があるし時期尚早でしかないが、妄想するにはちょうど良い。
「最強の営業」とか最高。
社会人3年目くらいの脂の乗った若いお兄ちゃんが読んでいると『野心バリバリやなぁ。見てて面白いけど熱苦しそうやから友達にはなりたくないな』
本を読む習慣はないが、意識だけ中途半端に高いそのお兄ちゃん風は本を数ページ読んでは合間にケータイを弄り出し、最終的には本をしまいインスタを熱心にチェックしだす始末。
『だから君は最強の営業になれないんだよ』と辛辣なコメントを心の中で呟きほくそ笑む。
この時期マスクは必須だから本当に私はニヤっとしている。
とまぁ、こんな風に世の中には私のような救いようのない性格も悪ければ根性も悪い人間もおり、そんなやつの妄想というお遊びのネタにされかねないので、本を読む際はブックカバーは付けた方が良いと思います。
それにブックカバー付けてると"読書家"って感じもするしね。
少なくとも渋めのブックカバー付けて、字がいっぱいの本を読んでいれば私の妄想の餌食にはなりません。