【自粛期間中にやろう】ピアスのススめ。

リングは持っていなくて、ブレスレットも何だか苦手できちんと着けていたのは中学時代に後輩に貰ったミサンガのみ。そのミサンガも長らく着けている内に臭くなって自分で切るという、あと味の悪い処理。でもリングは欲しいなって思う今日この頃。

そんな私のアクセサリーはピアス一択。

私がピアスを開けたのは16歳の時。高校2年の夏に自分であけた。

数学のテストで5点取るくらいなので、私は間違いなく落ちこぼれよりだったが通っていた学校はこう見えて進学校だった。

みんな真面目で評定を気にする人が多いというなんとも異常な環境の中でピアスを開けたという背徳感と、人よりも抜きんでたという平和で愛しい勘違いをしていたのが今思うと非常にイタい。隠れたい。

夏休み中にピアスホールの状態をなんとか落ち着けたいという狙いがあったのだが、どうやら夏は汗をかくからピアスを開ける季節としては不適当らしい。しかし長期休暇が夏休みしかなかった高校生の私は泣く泣く夏に実行した。

勿論学校の校則的もバッチリアウト。ピアスの穴を開けてから謎の登校日があったので必死に髪を下ろして隠したのが懐かしい。しかしそんな不自由さもピアスを開けたことにより育った間違った全能感に酔いしれていたので、そんなに困らなかった。

ファーストピアスは1ヶ月間！と巷ではうたわれているが、1ヶ月どころの話ではないのが真実ということを私は伝えたい。安定するのに時間がかかる。私の経験から言うと、2ヶ月かかると思っておいた方がお得ってぐらいの期間。

さらにケアしていても必ず膿む。

恣意的にケガをさせているようなものなので当たり前なのだが、これが結構な時間治癒しない。しかし安心して欲しい。必ず膿みは治るから。

この事実をしっかり胸に抱いていたら案外ピアスを開けるのは怖くない。

だから迷っている方は是非あけよう。

最近ピアスよりもイアリングの方が需要があるのか、ピアス売り場よりもイアリング売り場の方が広くなっている気がします。それが気に入らないのです。

ピアス派は一緒に巻き返していきましょう。