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メラメラ女子のブログ

若おかみは小学生を見た。

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(ピンタレスト)

私が小学校低学年ぐらいの時に講談社青い鳥文庫でシリーズ化されていた。今はもうないけど何冊か持っていた。懐かしい。気になるストーリーはというと、両親を亡くした女の子(おっこちゃん)が祖母が営む旅館で若おかみとして奮闘するというもの。この話でちょっと変わったいる点は、主人公には旅館に住み着く幽霊が見え、その幽霊たちとすったもんだしたり、また競合他社である大旅館の一人娘である同級生、通称ピンフ(ピンクでフリフリの服着た女の子)とケンカしたり協力したりするという友情も描かれている。

この映画の何が魅力かっていうと、めちゃくちゃ泣ける。もうボロボロ泣いた。だってみんな一生懸命なんだもん。おっこちゃんもピンフリも。幽霊たちも旅館の従業員やそのお客さんも。誰かのために、ただ目の前のことを全力で相対する姿って見ていて心が浄化されるもの。そしてラスト。成長とお別れと。約90分程の映画で、駆け足感は若干あるけど盛り沢山と考えればなんてことない。

しかし最近のドラえもんの映画ってこの"出会いと別れ"的ストーリーばかりな感じがする、一つとしてちゃんと見てないけど。てかほんと最近のび太恐竜と出逢いすぎ!ってね。このレベルまでいくと、アダルトな思惑を感じてしまって見る気になれない。ま、見たらもれなく泣いちゃうんだろうけどね。

子どもとも勿論一緒に観れるし、忙しい人向けなのか90分程度の映画だから大人にも優しい。是非見て。