【サマーウォーズ】おすすめの夏映画
東の方は知りませんがね、西は梅雨入りですって。
梅雨をすっ飛ばして夏の映画の話をしましょう。だって梅雨のおすすめ映画ってねぇ、新海監督の「言の葉の庭」くらいしか思いつかないんだもの。
夏の映画は色々ある、色々ある中でこれは外せない私的激推し映画がサマーウォーズだ。
名前から夏の映画ということがわかるシンプルさがお気に入り。
そういえばサマーウォーズと同監督、細田氏の別の映画、時をかける少女も思えば夏や。あれって原作は筒井康隆さんですよね、内緒だが最近知った。
でも時をかける少女は見た後の胸の痛さと動悸息切れが尋常じゃないのでよう見ません。
話が二転三転しましたが、ようはサマーウォーズなんですよ。
スターウォーズを意識してるとしか思えないネーミングなのだが、スターウォーズに負けないくらいの大規模なWarが作品内で繰り広げられていているし、主人公が高校生ということもあり青春的展開もあちらこちらに用意されていて休む暇がない。
"ネットの世界"とか"バーチャル"とか"アバター"とかいう何とも横文字でナウでヤングでトレンディーな題材を扱っていて現代となんとなくリンクしているのも見どころ。私たち生きる"今"のちょっと先に本当に起こりそうな世界観で、他人事で済ませられないリアリティがある。
そんな次世代要素満載なのだが、なんとガラケーが主流というね、アクロバティックなこの妙なバランス感というか違和感がクスッと笑える。
そういう細かい要素でグッとくるところも多々あるのだが、家族との繋がりだとか、ただひたすらに勘違いだったとしても無理かもしれなくても諦めない!とかいうシンプルな少年漫画的熱さも旨味成分。
暑い夏に目が熱くなったり胸が熱くなったりと、暑さに輪をかけて熱くなっちゃいますが。。
熱さで暑さを耐えるという、なんとも苦行的方法でこの夏を乗り切るのも一興かと。
まだどうなるかわかりませんが、今年は例年よりも外出できないかもしれませんしね。
取り敢えず、サマーウォーズを見たら花札がやりたくなること間違いないでしょう。
みんなで叫ぼう「こいこい!!」