【ブラック】福祉系施設ブラックすぎる件について。
どうもどうもminです。
ただいまとある施設にて実習中です。
ぼかした言い方になりますが子ども系の施設と言っておきます大いに察してください。はい。
どういう子どもがいるかなどの、皆様が気になる話もできたら良いのですが何せ守秘義務もあり且つ決して面白くはないので今回はお見送りで。
実はそれよりももっとお伝えしたいことがあります。
福祉系施設、すごまじくブラックな件について。
先ほども述べたとおり、児童系施設にて実習中なわたくし。
職員さんはびっくりするほどヘビーでハードコアな勤務をなさっている。
私が驚愕した職員さんの発言におけるぶっちぎきの第1位は
「今月10連勤が最長やったわ〜!ラッキーついてる!!」
この一言に福祉系施設の闇が凝縮されていることがお分かりいただけるであろう。
長時間労働且つ低賃金に加え鬼の残業。
これが福祉系施設の実態だ。
もちろん労務管理をしっかりしている施設もあるだろうから、これはほんの一例でしかない。
だから福祉系に夢を持っている親愛なる学生諸君、諦めないで。
なぜこのような負の連鎖が起こっているのか。
長時間労働を加速させている理由は主に二つあると誠に勝手ながらに分析してみた。
・(特に児童系施設は)女性職員が多い
・精神的且つ肉体的にしんどい
これら2つが福祉系施設がブラックである大きな理由になっていると個人的に考える。
まず、女性職員が多いと何が問題なのか。
それは妊娠・出産が大いに関わってくるのだ。
男性なら結婚し自分の子どもができることを機に仕事をやめるということはあまりないだろう。
しかし女性は妊娠すると必ず仕事をセーブしなければならない時期を迎える。
もちろん私も女性として結婚・妊娠は祝されて当然のことだと考えているのだが、それがラッシュになって続くと話は変わる。
考えてみてほしい。
同僚、部下、先輩が立て続けに結婚、妊娠し一気に退職していく職場を。
今までみんなで分担していた仕事を自分が一手に引き受けざるを得ない様を。
単純に、そんなところに在籍していたいと思うだろうか。
自分が結婚し妊娠していなくなる方ならまだ良い。
しかし残されていく者はどうだろう。
私は正直に。
「嫌だな」
と思ってしまったのだ。
子どもに関わる仕事は女性がメインになりがち。
しかし子どもに関わる仕事はびっくりするほど体力勝負。妊婦さんが行うには負荷がかかりすぎてしまう。私の実習先でも妊婦の職員さんが青白い顔をしながら勤務なさっている。
妊娠を機に辞める職員さんがいて当然なのだ。私もきっと辞めると思う。
であるから、人員不足が加速する。
私の現在お世話になっている施設でも
「妊娠って今この施設で禁句やんなー。笑」と施設にいる子どもが口にするほどである。
児童系施設で妊娠が禁句だなんて悲しすぎて本当に笑えない。
猫の手、いやいや。
ハゲ散らかすか部下に怒鳴り散らかすしか能のないおっさんの手でもいいから借りたいレベル。
と言うかみんながみんな女性に母性やらホスピタリティを求めすぎなのよね、どう考えても。殿方もさ、いい加減ホスピタリティぐらい後天的に努力で身につけてみせてよねって思う。
やっぱ女性で保っている職場ってどこかアンバランス。
偏りは強みにも弱みにもなる得るから、特に入れ替わりの激しい職場では男性女性半々がベストなんだなとしみじみ思う。
しかしながら女性で成り立っているのが福祉系、医療系、教育系の現状。
次に
精神的且つ肉体的にしんどいについて。
これは児童系施設特有なことかもしれないが。
相手にする子どもたちは複雑な生い立ちを持っていたいるする。
言うのが憚れるほど過酷な現実を背負っている子どもたち。そんな子どもたちの世話をしたりケアをするのが仕事なわけなのだが。
ご想像通り、これがどうしても精神的にしんどくなる。
「仕事だから」と上手に割り切れない人はしんどくなって潰れてしまう。
それが辞めるきっかけにもつながってくる、と実習担当の職員さんがポツリと呟いていた。
また、ご自分のお子さんを育てたことのある方、小さな兄妹がいる方、子どもと関わることを生業としている方はよくよくわかっていると思うが、
子どもと関わる、世話する、遊ぶ、教える、話す、諭す、叱る、褒める。。
これって詰まるところ最終的体力勝負であるということを。
めちゃくちゃしんどい、声を大にしてもう一度言う。
し ん ど い ! ! !
まぁ「しんどい」は全職業に共通するとこだと思いますが。
人って機械と違って思い通りに動いてはくれないので。ましてや子どもは何回も言って聞かせる必要があるので倍くらい手間がかかる。
そこに体力がついていかなくなると心も一気にしんどくなって結果辞めると。
これが児童系施設の現状でありける。
*
福祉系、医療系、教育系って必須で超重要な職業であるのに人の入れ替わりが激しい。
学校の先生のことを聖職者って言ったりするのが象徴的だけど「自己犠牲をして当然」みたいなマウントを取られることが少なからず関係しているんだと思う。
「いやいやこちとら人間ですねん。普通に心しんどなってしまいますわ。」
っていう反論をさせてもらえない得体のしれない圧力が働いているんだと思う、たぶん。
この構造をなんとかしないと色々とキツいなと思った実習中盤。